フランス・パリで開催されたDeco OffとMAISON&OBJET2020
海外の最新インテリア見本市
パリで開催されたデコオフとメゾン・エ・オブジェ2020
毎年、フランス・パリで開催されるカーテンメーカーの新作を一気に発表する“Deco Off”と最新インテリアの総合見本市である“MAISON&OBJET”まずはパリの街サンジェルマンデュブレで開かれた“Deco Off”から!今年で11年目の開催で117のショールームが参加。今回のテーマは“環境への責任”にフォーカスし、今年はエコフレンドリーな天然繊維を使った生地が多く発売。
各メーカーがこぞって発売している個性的な生地を使ってランプシェードはデコオフの象徴ですが、今回はビッグなソファやこの季節に乗るスキー場のゴンドラなどアイキャッチなアイテムが街を彩ります。
イタリアの高級ブランド“RUBELLI”今年のルベリは無地系の生地を全面押し!
店外に大胆なカーテンの展示の”PIERRE FREY”また民族的なキリム風生地も印象的。
BRAQUENIEはゴッテリ感のある独特の世界観のあるショールーム。オリエンタルなエレファントにヒョウ柄の切り替えしなど遊び心満載。
こちらはDECO OFF参加ではなく、同期間に開催された”DECO HOME” メゾンにも出店。ナチュラルだけどアイアンや真鍮などをさり気に合わせるのがトレンド!
ジムトンプソンと言えばタイシルク。個性的なヒダ仕様で独特なスタイリングを各メーカー打ち出しているのかもしれない。
ドイツ発の”ZIMMER+ROHDE”はBotanical Gardenと呼ばれるクラシカルだけどリゾート感溢れるカーテンコレクションを発売。ここ数年トロピカルがトレンドでしたが少し抑えてきた感があります。多のコレクションも自然をテーマにデザインされたカーテンコレクション。Prestigious Textileもアフリカのサバンナからインスパイアされた”TRIVE”
SOEYで人気のクラーク&クラークの新作もアニマルやサファリ系。
クラシックを得意とする”NOBILIS”カーテンの展示やディスプレイの仕方など参考になります!
僕が大好きなCAMENGO。CASAMANCEのセカンドブランドですがCASADECOと一緒になって更にボリュームあるコレクションに。明るい感じが健在!
房タッセルで有名な”HOULES”ブレイドやトリム、パイピングをふんだんに使用したディスプレイ。ここでもヒダ山を見せないユニークな仕様に。
ウィリアムモリスはコットンプリントが主流ですが生地をベルベットに変わると表情もガラリと変化します。
ポルトガルのアルデコ。ポルトガル特有の陽気なイメージがファブリックにも反映されています。
デコオフと違いメゾンエオブジェ巨大な展示場で開催。カーテンの生地だけではなく総合インテリアの見本市で年に2回開催されています。
トレンドカラーはカンタロープ(赤肉種のマスクメロン)クラウドピンク、ディープグリーン、クラシックブルー、テラコッタ、ハニーイエロー、グレートーンです。
素材はラタンや麦わら、竹など自然モノ。
カーテンはトロピカルが以前よりかは抑えられ、よりナチュラル志向に。エコなどにも配慮され再生繊維などのカーテンも以前より多くなった印象。新作のカーテンサンプルもどんどんこの春に入荷しますのでぜひご期待ください。
投稿者: STAFF